首にできる老人性いぼについて
首にできる老人性いぼは、いくかの原因があってできるいぼです。いくつかの原因が複雑に重なっていることもあります。老人性いぼの原因について見て行きましょう。
加齢
老人性いぼは40歳以上になるとできやすくなります。80歳以上になると、ほとんどの人に老人性いぼができると言われています。40歳以上になると、首にできる老人性いぼだけでなく、多くの人が顔のシミやしわなどに悩むことになります。皮膚の老化が顕著に現れる年齢というのが40代と言えるでしょう。
紫外線
紫外線ケアを行っている人でも、顔だけという人が多いのではないでしょうか。首の紫外線ケアは顔ほどは行わないという人も多いはずです。紫外線の強い時期の服装はどうしても涼しげなものばかりで、首回りがさらされることが多いです。そんなときに、紫外線ケアをせずに何十年も過ごすことになれば、首に老人性いぼができるのも仕方ありません。
乾燥
お風呂からあがったあとに顔のケアはするけれど、首の保湿ケアはしないという人が多いでしょう。特に乾燥しなければそのままという人が多いはずです。首も顔と同じように乾燥しないようにケアすることが大切です。首の乾燥は老人性いぼの原因になります。
首が乾燥することによって、肌のターンオーバーが乱れてしまいます。肌のターンオーバーが乱れることで肌トラブルが起きます。その結果、老人性いぼができることにつながります。
生活習慣が乱れている人
睡眠不足や偏食気味など生活習慣が乱れていると老人性いぼができやすくなります。生活習慣が乱れることで肌のターンオーバーが乱れるためです。肌のターンオーバーが乱れると老人性いぼだけでなく、あらゆる肌トラブルが起きやすくなります。
体質
両親の首を見て下さい。両親の首に老人性いぼらしきものがある場合、どうしても体質的にいぼができやすいようです。いわゆる遺伝によるものです。体質的な遺伝なので100%とは言えませんが、遺伝的要因があるとどうしても若いうちから老人性いぼができやすくなります。20代、30代のうちから首にいぼができているという人はその可能性が高いでしょう。
上記のような老人性いぼの原因に心当たりがあるという人、その首のいぼは老人性いぼの可能性があります!
老人性いぼの見た目
老人性いぼはどのような見た目になっているのでしょうか。老人性いぼの症状は、1ミリや2ミリ程度のいぼが最初できます。放置しておくと数が増えたり大きくなったりします。自然治癒しないことが特徴的です。
老人性いぼは特に紫外線に当たる箇所にできやすく、首や顔などには特にできやすいです。数個ほどの人もいれば、数え切れないほどにできてしまうこともあります。
老人性いぼの色は黒っぽいものから皮膚の色までさまざまです。形については、突起状になったり平らなど色々な種類があります。また、中には痒みを伴う場合もあります。見た目の悪さだけで何も症状が無いなどのケースもあり、「老人性いぼはこのようなものです」と言い切れない点があります。
首にできるそのほかのいぼについて
ウイルス性のいぼ
ヒトパピローマウイルスによる感染症で、小さな傷などにこのウイルスが感染するといぼを作ります。ウイルスが侵入した場所にいぼを作るので、首にもできる可能性があります。このいぼから出た体液や血液がほかの部位につくと、その場所にいぼを作るので触らずに早めに治療することが大切です。
首にできるいぼの主なものは老人性いぼですが、上記のようなウイルス性のいぼの場合はどこにでもできるので注意が必要です。
首にできる老人性いぼの特徴とはまとめ
老人性のいぼは、首にできやすいいぼです。大きさはミリサイズですが、小さないぼであっても、そのままにしておくと増え続けます。いぼが少ないうちに治療することが大切です。最近では、老人性いぼ専用自宅ケアが主流となっており、病院に行かなくても治すことができるようになりました。
首にできる老人性いぼは色についても肌色のものから茶褐色、黒っぽいものができることもあり、見た目もいろいろです。また、かゆみ伴う人もいるのでまさに千差万別です。40代以上になって首にいぼができた場合は老人性いぼの可能性があるということを忘れないようにしましょう。
老人性いぼは、増え続けるいぼではありますが、ウイルス性のいぼではありません。原因は加齢、紫外線、肌の乾燥、生活習慣などです。